笑気麻酔

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笑気麻酔とは

笑気とは酸化窒素(N2O)の気体です。酸化窒素は大気中にも普通に存在しているので誰しも普段から空気の中の一部として取り込んでいます。

笑気麻酔はその酸化窒素と酸素を混ぜた気体を吸い込むことで、恐怖心や痛みの感じ方、口の中の感覚を和らげる麻酔方法です。

どちらも普通に普段から吸っているものなので、大人にも子供にも使用することができる安全なものです。

笑気を吸ったからといって、意識が完全に無くなるというようなことはありませんし、会話もすることができます。  
治療中の記憶も当然あり、笑気でリラックスした状態で治療を受けると、あまり痛くなく、怖くない経験ができ、歯科治療に対する恐怖心というものがなくなっていきます。

使用後はすぐに正常に戻るため、子供さんは歩いて帰れますし。大人の方は車を運転してお帰り頂くことも可能です。
勿論保険適応で昔からある方法で、我々歯科医師は全員が大学でその知識を学んでいる方法です。
欧米などでは子供は勿論大人にも普通に用いられている処置の一つです。

こんな方にオススメ

  • 歯科治療に対する恐怖心が強い
  • できるだけ無痛で治療を受けたい
  • 処置中や型を取る時に嘔吐が出やすい

これらに当てはまる方は、ぜひ当院で笑気麻酔を使った治療をお試し頂ければと思います。

笑気麻酔のQ&A

Q

笑気麻酔を使用するとどんな感じになるのでしょうか?

A

笑気にかかると感覚的にはお酒のほろ酔いに似た状態になります。
笑う気と表現されている通りで、多数の方が気持ちよくなります。
痛みなどが完全に消えるというわけではないですが、感覚が和らぎ落ち着いた状態で治療を受けていただくことができます。
多くの患者さんが笑気をかけてもらうのが楽しみでこられています。
常習性も歯科医院で使うレベルだと問題はありません。

Q

どんな人でも笑気麻酔を受けられますか?

A

笑気自体は成分の性質上アレルギーというものは非常に起こしにくいものです。
しかも効果は笑気を外した段階で急速に回復していきますので、注射の麻酔のようにあとあと嫌な感じが残るというのもあまりないです。

ただ鼻から落ち着いて吸うことにより効果は現れますので、何もしない状況から泣いたりしているお子様に、いきなりかけるということは難しいです。(泣いていると口呼吸になります)
鼻つまりの方は難しいですし、気胸などの肺疾患のある方は注意が必要となります。

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